桶狭間関連の城・砦跡、2つ目は丸根砦跡。
大高城への兵糧入れに成功した松平元康は、その直後に丸根砦を猛攻撃。5/19早朝に丸根砦を攻め落とし、織田方の守将であった佐久間盛重は討ち死。丸根砦を守っていた織田兵も全滅した。
丸根砦は大高城の東側800m、鳴海から延びる丘陵の先端に築かれた平山城。織田方の鳴海城・大高城が今川方に調略された後、両城間の連絡を断つと共に、大高城を包囲する役割を担っていた。
桶狭間で今川義元が討たれた後は、織田と徳川間で同盟が結ばれ存在価値が無くなったために廃城となった。
現在は国の史跡に指定され、規模は小さいものの遺構が残っている。
①遠景
南側から見た丸根砦。この坂を登って行くと丸根砦跡へ行ける。
②石碑
主郭跡の南西方向に石碑がある。
③主郭跡
頂上付近には主郭と思われる曲輪跡がある。やはり砦ということで、あまり広く無い。
④主郭北側虎口
主郭の北側から帯曲輪への出入り口はかなり小さいものの、出枡形状になっている。
[丸根砦跡マップ]
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