昨夏の18切符4つ目は越前方面の城攻め。まずは柴田勝家の北ノ庄城跡。
北ノ庄城は、一向一揆を平定した功績によって信長より越前国北ノ庄を与えられた柴田勝家が築城した。一説によると、安土城に匹敵する壮大な天守閣を持つ居城であったといわれている。勝家はこの城を本拠に北陸方面の平定を図るが、秀吉に敗れた後は、この城の建造物のほぼ全てが焼失した。
江戸時代になり、この城跡の上に福井城が築城されたため、遺構がほとんど残っておらず、詳細は不明である。
①柴田勝家像
柴田神社境内にある。
②石垣の根石
柴田神社の一角には、北ノ庄の石垣遺構がある。この石垣は本来、高く積み上げられていたが、福井城築城時に取り壊されて石垣の根石のみが残ったと考えられる。
③北ノ庄城天守模型
天守は7層(一説には9層)構造で、安土城に匹敵する巨城であったと伝えられている。
④柴田神社
現在の柴田神社のあたりが本丸と考えられている
⑤福井城石垣
北ノ庄城があった柴田神社の拝殿の下から石垣が発掘。福井城三の丸の南側の石垣で、このあたりは福井城の三の丸でもあった。
[北ノ庄城マップ]
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