小谷城跡の次は横山城跡へ。
横山城は姉川南の横山丘陵(臥竜山)の最高所(312m)に築かれた山城で、浅井長政が対六角氏用の防衛拠点として築城した。横山城の名前が有名なのは姉川の戦いでだろう。この戦いでは、横山城の抑えとして待機していた別働隊が浅井軍を側面から攻撃して織田軍の勝利に貢献した。織田軍が勝利すると横山城は降伏し、小谷城攻略の拠点として秀吉が城番として入場した。小谷城落城後は廃城になったと考えられる。
最寄り駅はそれぞれ異なるが駅から遠いので、レンタサイクルを利用した。帰りは借りた河毛駅に返す必要はなく、横山城跡の最寄り駅である長浜駅に返せるのはすごく便利。
①横山城跡遠景
北から見た横山城跡の遠景
②ハイキングコース入り口
城跡の西の麓には日吉神社があり、その階段の脇にハイキングコースの入り口がある。城跡への登城路はハイキングコースとして整備されている。
③曲輪跡?
ハイキングコースとして整備されているだけに、休憩用として新たに造ったのか、曲輪の遺構なのか分かりづらい土盛がいくつか見受けられる。
④虎口跡
さらに先に進むと、ようやく確実な遺構である虎口跡が現れる。
⑤曲輪跡
虎口跡から入った先の曲輪跡。
⑥二重堀切
曲輪跡の東には二重堀切がある。
⑦曲輪跡
二重堀切の東側の曲輪跡
⑧主郭跡
城内最高所にある主郭跡。広さは15m四方ほどと小じんまりしているが、見晴らしがいい。
⑨石碑
主郭跡には石碑があり、その向こうに伊吹山が見える。
この日は午前中はかなり良い天気だったが、午後に入り雲ってくるとともにモヤってしまった。
⑨主郭跡から北側の眺望主郭跡には石碑があり、その向こうに伊吹山が見える。
この日は午前中はかなり良い天気だったが、午後に入り雲ってくるとともにモヤってしまった。
うっすらと虎御前山城跡と小谷城跡が見える。
この日は前半に小谷城跡・大嶽城跡を攻めて体力的にきつかった上に、レンタサイクルを17時までに返却しなければならなかったので、西側の曲輪だけ見て引き返した。遺構としてはまだ北側と南側にあり、特に南側は秀吉が改修した遺構があったらしいので、残念だった。
[横山城マップ]
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[余湖図](参考)
(※余湖図は「余湖くんのお城のページ」から転載させて貰っています)
今回は左下から登ってきて4の郭で引き返した。上の説明では4を主郭跡と書いたが、1が主郭らしい。
体力系にも時間的にもきつかったから仕方無いが、見逃した方が主郭だったとは残念すぎる。
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