2013/05/23

(若狭)小浜城跡


もう一つの方の若狭にある小浜城跡には、昨年の夏に行ってきた。
小浜城は、関が原の戦の功で若狭国に入封した京極高次が、山城の後瀬山城では不便ということで海岸沿いに築城した輪郭式平城・海城。しかし完成前に京極家は転封、替わりに入封した酒井忠勝が完成させた。
酒井家のもと明治維新を迎えたが、維新後の工事中に失火し城の大部分を焼失。天守は焼失を免れたが、ほどなく売却撤去された。
現在は市街化の波に飲まれ、本丸の三分の二ほどが残るのみで、その部分には小浜神社が建っている。




①天守台及び小天守台
天守台の北東側には小天守台があり、さらにその外側に小天守台への階段がある。








②天守への導線
天守へは天守台の南東側から入る


③天守跡
天守台の西側はすぐ近くまで民家が建っており、その向こうに海(小浜湾)が見える


④天守台(北西側)
すぐ近くまで民家があるので、その民家とのわずかの隙間から天守台を見上げる。


⑤本丸石北西側
周りが市街地なので、こちら側からしか石垣がまともに撮れない


⑥本丸石垣北東側
河川拡張工事により本丸のすぐ近くまで北川が拡張された。


⑦本丸石垣南角
本丸の周りの内堀は全て埋め立てられ、南東側は道路、南西側は駐車場となっている。


⑧古城図
河川拡張のため旧城地が削られて縮小された。



[(若狭)小浜城跡マップ]


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