2011-12冬の18切符の5つ目は、まず龍野城。
戦国時代は背後にある鶏籠山の山頂に城があったが、江戸時代になりこの地に入封していた京極氏が丸亀に移転するときに破却された。その後、この地に入封した脇坂安政は、山頂の城を破棄、山麓に居館部のみの陣屋形式の城郭を築いた。
これらの建造物は明治に入ってから全て破却されたので、当時の遺構としては石垣のみ。
現在の建造物は全て戦後に再建されたものである。
①大手埋門(櫓門)と隅櫓
龍野城の最寄り駅・本竜野駅から北西に歩くいて行くと、大手埋門に着く。
表からは埋門とは思えないぐらい立派な櫓門に見える。完全な復元ではなく一部推定らしい。
②大手埋門(内側)
内側から見ると埋門だが、規模が大きすぎて、いざという時に埋めて塞ぐことが出来るのだろうか(笑)
③本丸御殿
埋門から石段を上がってすぐの場所にある。こちらはかなり外観に忠実に復元されたらしい。
④本丸御殿にある中庭
本丸御殿の中庭は石庭になっている。
⑤本丸御殿の襖絵「龍煌々志」
たつの市出身の龍画家・出口龍憲氏より昭和59年に寄贈されたもの
⑥本丸御殿の上段の間
⑦裏門(模擬)
本丸御殿から西に進むと裏門があり、そこから外に出る。表の櫓門は立派だが、やはり陣屋形式ということで狭い。
朝早く来たときはまだ閉まっていたので、脇の通用門から出る。
(埋門も御殿も閉まっていたので、先に古城の方に行った。)
⑧隅櫓(模擬)
裏門より少し南にある。
龍野城と言えば、この隅櫓の絵が浮かぶが、この櫓はあくまで模擬らしい。
[龍野城マップ]
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