2013/09/21

丹波八幡山城跡

柏原陣屋跡の次は、すぐ近くにある丹波八幡山城跡へ。

丹波八幡山城は標高542mの清水山の南側の尾根線の先端に築かれた平山城で、丹波平定中の明智光秀が黒井城に対する付城として築いた。三方が急峻な崖となっており、残る尾根線上となる北側を大堀切とし、四方を急峻な崖とした付城とは思えない守りの固い城となった。

ここは元々八幡神社があったところだが、光秀の丹波攻めで戦火にあい、その跡地に城を築いた。黒井城落城後はその意義が無くなり廃城。山崎の合戦で明智氏滅亡後には、秀吉により八幡神社が再建された。

ただ、この八幡神社があるところは丹波八幡山城の南端の出丸にあたるらしい。城は南北に細長い縄張りで、北側に主郭があるが、藪が深い&遺構がほとんど残っていないらしいということで、パスした。


①八幡神社入り口
背後に見える小山が丹波八幡山城跡で、ここから城跡へ行く。






②参道
勾配がきつい崖に沿って、ジクザクに登る。石垣がいい感じにあるが、これは神社再建後に作られたものだろうなあ。

③出丸跡
参道を上がると八幡神社の社殿があるが、ここはかつて出丸となっていた。


④大堀切
社殿の奥(北)に三重塔があり、その北に大堀切がある。これはその下から三重塔を見上げたものだが、かなりの高さ(深さ)の堀切であることが分かる。






[丹波八幡山城跡マップ]


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