岩村城跡からの帰りに小牧山城跡に寄ってみた。
小牧山城は、愛知県小牧市にある標高86mの小山に建てられた山城で、織田信長が美濃攻めのために築城、清州城から居城を移した。
美濃攻略後はさらに岐阜城に居城を移したため廃城となったが、小牧・長久手の戦のときに家康がここを改修して陣城を築いた。
現在は公園として整備されすぎていて、天守が無いのに模擬天守を築いたり、登城路なのか後世になって作られた自然歩道なのか、曲輪跡なのか広場なのか、よく分からない。
①小牧山城跡遠景
名鉄小牧駅から西に向かうと、前方に小牧山城跡が見えてくる。
②合瀬川
小牧城跡の東側には堀代わりの合瀬川が流れている。
③北西側広場と土塁
城跡の周りは土塁で囲われている。小牧・長久手の戦いのときに、家康の軍勢により築かれた。
④土塁断面
その土塁の断面も公開しているのだが、ガラスが汚すぎ。ここまで汚れて見えにくいのなら、断面図を公開する方がマシでは。
⑤搦手口
城跡の北西側は搦手口となっている。
⑥搦手道
搦手口に近いところから小牧城跡に登城する。
⑦曲輪跡
搦手道から登ると、主郭の西側にある曲輪跡に出る。
⑧堀切
⑦の曲輪跡から東側には堀切がある。
⑨曲輪跡
堀切の東側にはさらに曲輪跡がある。
⑩西側から主郭跡及び模擬天守を見る
⑨の曲輪跡の東に行くと、主郭跡に出る。
⑪主郭跡からの夕焼け
先に岩村城跡に寄ったので、この小牧山城跡に着いたのはもう夕方。そのおかげで、小牧山城跡から夕焼けが見れた。
⑫南側から主郭跡及び模擬天守を見る
⑬主郭南側の帯郭?
主郭の南側には結構広い道路のようなコースがあったが、公園のために作られたのか、帯郭か何かだったのか不明。
⑭主郭南西側の登城路?
主郭から南西側に下山したが、ここももともとあった登城路なのか、公園整備時に作られた自然歩道なのか不明。
⑮桜の馬場
城跡の南側にある桜の馬場。名前からすれば、ここは新たに作られた広場では無く、遺構っぽい。
⑰大手道
桜の馬場の西側が大手道。城の入口から一直線に大手道があるのは、後に作られた安土城にも見られ、防御より効率を重視する信長らしい城だと言える。
⑱大手口
大手口という割にはしょぼい入口。
⑲南東側枡形虎口
南東の虎口は枡形虎口となっており、当時の遺構が良く残っている。
⑳小牧山城跡案内図
[小牧山城跡マップ]
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