備中松山城からの下山時、臥牛山の最後の峰・前山に築かれた下太鼓の丸にも寄ってみた。
下太鼓の丸は、標高320mの前山山頂に築かれた山城で、天守と山裾の御根小屋との中間地点に位置する。城の防備上重要な拠点であり、また、太鼓の音を中継する通信施設の一つとも言われている。
①登城口
駐車場の出入口付近に下太鼓丸跡への登城口がある。
②主郭虎口
下太鼓丸跡の北東側に虎口がある。野面積みの石垣が残っており、なかなか立派な虎口となっている。
③主郭跡
主郭には水谷氏が城主の時代に造られたと思われる平櫓があった。
④主郭跡から中太鼓丸跡を見る
駐車場のある峠を挟んで中太鼓丸跡がある。名前の通り、太鼓の音を中継することで、天守と山裾の御根小屋との間の連絡を行っていた。
⑤主郭西側の曲輪跡
主郭の西側には三段にわたって曲輪跡があり、これはその一段目の曲輪跡。
⑥主郭西側二段目の曲輪跡
さらに西側の曲輪跡。
⑦主郭西側二段目の曲輪跡から西側虎口を見る
⑧主郭西側三段目の曲輪跡
下太鼓丸最西端の曲輪跡は他の二つの曲輪より大きいが、写真のように木々が生い茂っており、全体像が掴めない。
⑨東側の石垣
下太鼓丸跡の南東側は石垣が良く残っている。
⑩下太鼓の丸跡案内図
[下太鼓の丸跡マップ]
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